最近のなるさん(活動)SCHEDULE
成長を喜び合うのも看護のたのしさ
心せわしい年の暮れ、皆様いかがお過ごしでしょうか。
はじめまして、ぺんぎんです。
秋も深まる頃に、なるに看護学生さんが実習に来ました。
小さく生まれた赤ちゃんへの訪問の同行を通して、訪問看護師の役割って、手技やケアだけじゃなくて、一緒に成長を感じることも大事な役割なんだと気付くことができました。
私自身、今までは小さく産まれた赤ちゃんに訪問する機会があまりなく、学生さんが実習に来たのは医療的ケアがない子への訪問に入り始めて少し経った頃でした。
学生さんと訪問前に打ち合わせをしたときに「利用者さんのお母さんに訪問看護に入ってどう変わったか聞いてみたい!」との声があったので、「それ、聞きたい!」と思い、一緒に聞いてみることにしました。
訪問看護としてのミッションとして、ひとつ大きく「医療的ケア」があると思っていたけど、それがないその子にちゃんとできてるのか?と、感じることがありました。
リハビリさんだったら、身体のことを見て次の発達のステップのことをアドバイスしたり、子育てや小児看護の経験がある看護師さんなら、育児も含めたアドバイスができて、心強いだろうなと思っていました。でも自分は経験がないから、一緒に訪問に入っている先輩たちにアドバイスをもらったり、育児や離乳食も本を見ながら調べたり考えたりしていくんですが、でもそれも実際に確信を持っていなくって。訪問看護の役割って何だ、チームで関わることでできることってなんだろうって考えていました。
そんないろんなもやもやもありましたが、ママは「訪問看護入ってもらってよかったです!」と笑顔で言ってくれました。
看護師さんやリハビリさんと、子どもの成長や発達を一緒に共有できることが、育児の支えになっていると言ってくれたのが特に印象的でした。
できるようになったことを一緒に喜んでくれたり、子どもの成長の中の発見をお互いに言い合いながら共感できることが嬉しい、と話してくれて、わたしも、関わっているみんなで一緒に子育てしている感じがして、嬉しいし楽しい!この気持ちがママの支えになるんだなと気付きました。
今まで関わったことがあるのは、親戚の赤ちゃんや友達の子で、継続して、続いていく生活の中で育っていく様子を見ることがなかったので、日々、答えはないけど、成長発達を一緒に追いかけて喜びあえるのが小児の訪問看護ならではの良さだなと。
これからも、楽しみながら寄り添いながら、訪問を続けていきたいと思います!
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