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看護師ひつじのつぶやき〜保育園編~

 

こんにちは。なるの看護師のひつじ🐏です。

とってもかわいいなるの利用者さんが、この春、保育園に入園したので、その様子とその支援の中で感じたことをつぶやきます。

その子は赤ちゃんの時期に心臓の動きが通常より弱いという病気がみつかり、入院して治療を行っていました。今は定期受診と薬の内服、お口から食べきれない分の栄養や水分は経鼻胃管で注入しています。

平日週 5 日訪問のうち、週 2 回 30 分ほどで、看護師が同行して体調や疲れ具合を確認しながら、保育園に通っています。

病院で心疾患のある患者さんといえば、医師から「歩行は○分以内で」など指示をもらい、それに従って運動量を決めていましたが、 在宅では、生活のなかでその子がどんなことに遭遇するのか、その時どのような運動量になるのか、医師に事前に確認をしておくには限界があります。

また実際に、保育園などの集団の中に入ってみないと推し量れないことがたくさんあります。

はじめてのひろーい教室。知らない先生やお友達。楽しい!と同時に、ドキドキ!心臓には負荷がかかっていることもあるかもしれません。 まわりの環境や本人の体調、疲労をよーく見ていかなくてはいけないので、何か見逃してないか…心臓への負担がかかりすぎてないか…実は常に看護師もドキドキしてたりして。

でも、ドキドキしながらも、
子どもらしく生きる。

当たり前だけど、本人と家族がどのように人生を歩むかを選べる。

そのために、おうちに来る看護師さんとしてお手伝いができたらいいなぁと思っています。
訪問中、おもちゃで一緒に遊ぶことはできても、今まで看護の勉強をしてきた私は、保育士さんにはなれません。

楽しく遊んでくれる保育士さん、近所のお友達との出会い、広い園庭など、子どもの成長を支えるものが、保育園にはたくさん。

だから、こんなときどうすれば?と、不安もありながらも、日々お子さんと向き合い、本人に合わせた保育を!と受け入れてくださっている園の方々には、本当に感謝ばかりですし、子どもたちとの関わりを見るたびに、日々学びを与えていただいています。
その子に合わせて日々変化をしていける、インクルーシブな行政や保育の現場。素敵ですよね!

わたしももっと、がんばるぞー!