のびのび育ちの会INFORMATION
第34回のびのび育ちの会 ご報告
今回の第34回のびのび育ちの会は、
“小さく早く産まれた赤ちゃんは、幸せに暮らしているのか?”をテーマに
低出生体重児の動向から、体のこと、成長発達のこと
岡崎先生にお話いただきました。
早く産まれたことで、お母さんのおなかの中での胎児期の成長を経験できない。
限られた細胞の中で、肺、心臓、腎臓、脳など、
それぞれの臓器が一生懸命に働いて、生きている
“発達面で何かできることがあるのか?”
絵本の読み聞かせがもたらす効果について
言語や語彙の獲得、処理能力のアップや
親子の触れ合いで関係性が豊かに、社会性の発達や情緒が豊かになる
明日からでも、すぐに取り入れられる内容でした。
ディスカッションタイムでは
NICU入院中からも絵本の読み聞かせをすること、
ご両親が面会中にも我が子にできることの一つにつながるのでは?
退院時に、その子が好きな絵本を訪問看護に申し送れるようになると素敵ですね。
筆圧が弱い、握力が弱い子はハイハイの時期が少なくて、
ワーキングメモリが苦手なことで、体の使い方も忘れてしまうので
親御さんが子どもの成長発達の見通しをイメージできて、
子どもが体の使い方を覚えていって、その変化に親御さんが気づいて
みんなで伴走していけるといいですね
などなど、他にもさまざまな質問や意見が。
今回ののびのび育ちの会、130名を超える様々な職種の皆さまにご参加いただきました。
小さく早く産まれた赤ちゃんや家族に、世の中の視線が集まってきているのを感じています。
ご参加いただいた皆様、岡崎先生、ありがとうございました。