第31回のびのび育ちの会は、

「おうちや学校でできる、こどもの便秘・排泄ケア」について

杏林大学医学部付属病院の二ツ橋先生にお話していただきました。

 

排便のメカニズムや便秘の成り立ちから始まり、

今年は薬の使い方や、スキンケアまで

去年からさらにパワー＆ブラッシュアップされた内容でした。

 

食生活、生活習慣、家族の排泄に対する意識などもさまざまで、

日常的な当たり前のことだからこそ続けることが難しい便秘。

 

まずは、子どもと家族の生活のことをよく知って、

子どもや家族が続けられそうなことをやってみる。

時にはお薬をうまく使いながら。

 

スキンケアについて

皮膚の解剖生理や軟膏の塗り方、

オムツかぶれの予防とケアの方法について

具体的に教えていただきました。

 

ディスカッションタイムでは

「重心の寝たきりの方の効果的な排便姿勢は？」

「気切していていきむことができないお子さんへのトイレトレーニングについて」

「腹部マッサージってどのくらい強くやっていいの？

「便秘予防にトロミ剤を使って水分摂取しているけど・・・」

などなど、具体的な内容の質問や困りごとをみなさんとともに話し合い。

 

便秘、スキンケア、日常的なことだからこそ、

続けられる方法とコストを考えながら支援していくことが大事だなと。

 

二ツ橋先生は、皮膚・排泄ケア認定看護師さんなので、

創傷ケア、排泄ケア、ストーマケアなどにもとても詳しい先生です。

皮膚トラブルや排泄に関する質問や聞きたいことなどあればお知らせください。

深掘り案件！研修等でお話していただけるかも！

ぜひぜひお待ちしております。