のびのび育ちの会INFORMATION
第26回のびのび育ちの会 ご報告
今回は「子どもの運動発達と呼吸」について、スペースなるの川島よりお話させていただきました。
子どもの運動能力は5~6歳で8割決まる
この時期に、いろんな体の動きを経験しておくことが大切なのです。
子ども一人ひとり、手足の過敏や不安定さへの恐怖、筋力の弱さ、苦手な動きや感覚ありますよね。
苦手な動きを、“楽しく”経験するための遊びについて
からだとうごきと気持ちの3つを備えた「からだ力」アップ!
からだを動かして、食べて、消化して、よく眠って…からだづくりに必要な「呼吸」のこと
子どもや家族が楽しく元気に生活していくための、訪問リハビリの取り組みについて
身体を緩めること、いろんな姿勢や運動、感覚を経して、情緒や感性が育っていくというお話でした。
ディスカッションタイムでは、
「うつぶせにすることが赤ちゃんにとって安心だと思っていて…
うつぶせを怖がる子がいることを初めて知りました!」というご意見から、
子どもたちがリラックスしてうつ伏せできる方法を話し合ったり、
参加者の方からポジショニンググッズの紹介していただいたり。
抱っこや触られることが苦手な子もいるよねという話になり、
この人ならわかってくれるからゆだねてみよう!やってみよう!という好循環、
子どもの内なる心を支援者が読み取って関係性をつくっていく。
親子のスキンシップになるはずの抱っこで我が子が嫌がる姿に、
母子関係や愛着形成に影響を与えることもある。
支援者が、子どもたちのサインをくみとって伝えること、
決して親のせいじゃないということを伝えることが大事だねという話に。
「呼吸が苦しいから遊べない、食べられないことを家族に理解してもらえるには?」
「意思疎通が難しいお子さんに深呼吸を促すにはどうしたらいい?」
「施設で生活の場で腹臥位を毎日取り入れていくには?」
などなど、他にも呼吸についてのたくさんの質問が
呼吸についてもっともっと詳しい話を聞きたいというご要望もいただきまして
追加研修を考えています!
全国から140名を超える子どもに関わる様々な職種の方々と
今回もいろんな視点で、いろんな考え方が集まって盛り上がる
子どものとらえ方や支援の方法がひろがっていくのびのび育ちの会でした。