のびのび育ちの会INFORMATION

第23回 のびのび育ちの会 ご報告

2/12に開催されたのびのび育ちの会のご報告です。

今回は、立石実先生による「子どもと心臓のお話」でした。
心臓について、
チアノーゼのこと、
心疾患でよく使われるお薬、
心臓手術の前後の過ごし方、
先天性心疾患の人が、いきいきと自分らしく生きていける社会にするために
などなど盛りだくさんの内容でした。

先天性心疾患にはたくさんの病気があり、
病名を聞いただけで難しい、なんだか怖いというイメージが。
心臓の発生学からわかりやすく教えてくださり、
心臓の形ができるまでの過程がたくさんで複雑なため、
その過程のどこかで少しずつ違う形になるから、
たくさんの種類の病気があると。
なるほど!スッキリしました!

質問タイムでは、
みなさんが関わっているお子さんについての具体的な質問がたくさん寄せられました。

なかでも、子どもの運動量について
心臓の働きを助けるために適度な運動は大切なこと。
子どもたちの病状により個人差があることは前提として、
子どもがやろうとすることは、大人が制限することなく見守りたいところ。
本当に苦しかったら子どもはやめるので、本人がやってみて、
顔色が悪くなったり苦しくなったらやめるという経験をすることで、
自分の体を理解していくことが大切なんだなと。

立石先生のお話は、わかりやすい言葉や例えがたくさんで、
明日からでも子どもたちや家族へのケアや説明に生かせる心臓のお話でした。
ありがとうございました。
また、来年も楽しみにしています。