のびのび育ちの会INFORMATION

第18回 のびのび育ちの会のご報告

キンモクセイの匂いにすっかり秋を感じますね。

9月16日、第18回のびのび育ちの会をオンラインで開催しました。

半年ぶりの開催でした。

今回のテーマは「子どもとICT活用について」。

元東京都立小平特別支援学校主幹教諭で、

現在はスペースなるのICTサポーターの田添敦孝先生を講師にお迎えし、

教育現場でのICTの活用、多様な子どもたちに向けたさまざまなコミュニケーションツール、

子どもが自ら動くことを可能にする移動支援についてお話していただきました。

ICTを活用することで、“自分の気持ちを伝えられる”、“自分で動くことができる”

自分でできたという経験は自立や成長を促し、子どもたちの未来や可能性が広がるという

とてもワクワクするお話でした。

 

後半の質問&意見交換タイムでは

「コミュニケーションツールを相談できるところは?」

「コミュニケーションツールを具体的に見つける方法は?」

「日常生活用具の補助を受けられるようにするためには?」

「移動支援を周りに広めていくにはどうしたらいいでしょうか?」

「現在使用中のツールを積極的に活用していくにはどうしたらいいでしょうか?」

など、さまざまな質問や意見交換が飛び交い、具体的な事例や方法を話し合う場に。

電動車いすやスイッチを使い自分で動ける移動支援を実践されている、

びわこ学園医療福祉センター草津の高塩純一先生、

立川市で補助など制度の整備に頑張っている東京学芸大学の加瀬進先生、 

相談支援事業所介護グループふれあいの増子さん、

児童発達支援センターマイムの渡会さん、

療育センターや訪問看護などそれぞれの場所で頑張っているみなさんが

ICTを手に入れて、子どもたちにどのように届けられるのか?皆さん真剣でした。

半年ぶりの開催でしたが、みなさんとお話しできてとても楽しい時間でした。

 

子どもたちの“やりたい”を実現する、地域から沸き立つ気持ちで集まる仲間とともに、

情報共有して、多摩地域の行政の方々にも理解を求めながら、何かやれるといいですね。

ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。

 

次回ののびのび育ちの会は10月21日(木曜日)開催予定です。

こどもの便秘・排泄ケアについてです。

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