最近のなるさん(活動)SCHEDULE

防災を、考える。

去る 7 月 19 日、防災に関する会を所内で開催しました。

 

まずは BCP マニュアルの読み合せから。

BCP とは?

…Business Continuity Plan(事業継続計画)の略。

自然災害、大規模な感染症などが起こっても、なるべく事業を継続、あるいは迅速に事業を再開できるように立てておく計画の事です。

 

災害が起きたら、自分たちはステーションとしてどう動いていくのか、割り振られる役割や、事務所に備蓄としてどんな物品を準備しているかなど、

改めてスタッフ間で共有、災害時の考え方についても確認しました。

 

災害時の実際の行動イメージの共有として、

災害が起きた場合、まず自身・家族の安全の確保とスタッフ間での報告が第一優先。

なるでは、身の安全を確保した上で、2 時間以内に災害時用 LINE グループに

自分と自分の家族の安否を報告することになっています 。

子どもがいるスタッフは、家族間での災害時の連絡手段・対応も考えてもらっています 。

 

次に、利用者さんたちの動きや対応について考えていきます 。

今回は 4 例をモデルにフローチャートを作成。

電源の確保はできているか、マンションから降りられるか、待機するか

水害地域のおうちに訪問している時はどう対応する?

お留守番看護中に災害が来たら?

音や、大勢がざわざわしている環境が苦手な方は避難所に行けるか?

チャートをもとに、数人ずつのグループに分かれて各事例を検討していきました。

何に気を付けるべきか、 現状確認できていないことは何か、 家族とどんな合意形成をしておく必要があるか?おうちに準備しておいた方が良いと考えられるものはあるか?などなど…

三人寄れば文殊の知恵、いろんな意見が出ていました。

 

グループワークの後は、 各グループで出た意見をみんなで共有して、今後の対応の参考にしていきます 。

 

最後に、なるにある物品をみんなで確認。触ってみたり動かしてみたり。

いざという時使い方がわからない!とならないための準備もしておきます 。

折り畳みヘルメットの開き方、蓄電池の場所、電源の入れ方・重さはどんな感じか、ソーラーパネルは実際に開いたらどんな感じ?などなど。

意外と手間取ったりして、触ってみないと分からないなと思った次第です 。

 

いつ来るかわからない災害に向けて、

活用すべき時が来ないことが一番ですが、

いざという時に困らないように。

気を抜かず 、しっかり対策・計画等・情報共有等、備えていかねばと思いました。