のびのび育ちの会INFORMATION
第51回のびのび育ちの会 ご報告
今回ののびのび育ちの会は、
先月に引き続き、スペースなるのリハビリと訪問看護の連携について
所長の堀口と、理学療法士の辻から
環境支援に焦点を当ててお話しさせていただきました。
なるでは、
子どもたちのできる!やってみたい!を支えられる環境支援を
日々、試行錯誤しながら実践しています。
ウレタン椅子やウレタン腹臥位器など、道具があることで、
リハビリの時間だけでなく、看護師や家族もできる!
日常生活の中で、子どもたちは様々な姿勢を体験することで、
呼吸が楽になったり、体が緩んだり、見える世界が広がって生き生きしたり。
子どもたちの反応を楽しみながら日々看護しています。
生まれてから早期の支援が体と心の土台になる。
椅子や道具を使って、姿勢を整えるだけでなく、
本人に影響を与える一番の環境因子は関わる人であり、
家族と看護とリハビリと、みんなが同じ方向を向いて関わることで
姿勢支援が生かされていくというお話でした。
具体的な実践と、子どもたちの変化については事例を通して、
辻からお話させていただきました。
ディスカッションでは、
関わっているお子さんの具体的な困りごとについての質問がたくさんでした。
辻がのびのびで話し始めて今年で3回目となりますが、
年々ディスカッションがより深堀りされていて、
参加される皆様の熱意と、環境支援への関心が高まってきていることを
改めて実感した研修でした。
次回は7/19(金)、高塩先生から子どもが自発的に動く移動支援について
お話していただきます。みなさまのご参加をお待ちしております。